四独立サスペンションの作り方 – 0 – 【全体像】

公開日:2017年05月13日
最終更新日:2017年05月15日

 

四独立サスペンションの各部紹介

今回の四独立サスペンション改造は、

  • ➀サスペンション
  • ②シャーシ
  • ③シャフト
  • ④ジョイント
  • ⑤補強ステー
  • ⑥ボディ

の6つのユニットを各章(Chapter)で取り上げながら、更に項(Section)ごとに分けて細かい加工の仕方や、特徴などを掲載していきます。

①サスペンションユニット

1.スプリングダンパー 2.アップライト
3.サスペンションアーム 4.ダンパーアームステー

②シャーシユニット

5.ノーズ 6.テール 7.センター

③シャフトユニット

8.シャフト

④ジョイントユニット

9.ジョイント(ゴム・アルミカップ)

⑤補強ステーユニット

10.補強ステー

⑥ボディユニット

11.ボディー加工 12.ボディー塗装

四独立サスペンション改造の全体像

今回の四独立サスペンション改造は、香港のMX-Clubの動画を参考に作成していて、タイプは「ダブルウィッシュボーンタイプ」(四輪独立系、四独立懸架)と言われるものです。

それでは全体像を見て行きたいと思います。

作成するマシンのタイプ

四独立サスペンション改造ですが、大きく2つのタイプに分けてご紹介していきたいと思います。

例えば、①サスペンションユニットの2.アップライトであれば、
トレッド幅が広いワイドトレッドと幅の狭いノーマルトレッド
2つのタイプに分けています。

また、同ユニットの1.スプリングダンパーであれば、
アルミスペーサータイプ、ボールリンクタイプに分けています。

その他、②シャーシユニットは、1.ノーズ、2.テール、3.センターに分け、N-02・T-01タイプもしくはN-04・T-04タイプという風に見ていきます。

チャプター(章)各セクション(項)でどれも、2つのタイプに分けていきますが、組み合わせは多岐に渡りますので、タイプⅠを選択していけば出来るだけ香港MX-Clubのマシンになるように、またタイプⅡを選択していけば、当サイト管理人キャスターラブ(僭越ですがw)のセッティングになるように解説していきます。

また、どの章や項でも、お好きなタイプを選択して作成できるように解説していきますので、ご自分だけのマシン作りを是非楽しんで頂ければと思います。

今回は、それぞれのジョイントの特性に合わせて、

  • カップジョイントワイドトレッドタイプ(タイプⅠ)
  • ゴムジョイントノーマルトレッドタイプ(タイプⅡ)

わかりやすく、2つのタイプにまとめて作成していきます。どちらのジョイントにもメリット・デメリットがありますので、極力メリットを生かしてデメリットを減らすセッティングで考えて見ようと思います。

※タイプ(Ⅰ)のカップジョイント・ワイドトレッドタイプですが、リア側サスペンションは斜め取り付け型になっていて、ボディーの加工が必要になります。

2つのタイプの特徴

カップジョイントタイプ(MX-Club仕様)
メリット ・車高調整が可能
・トルク抜け(空回り)が発生しない
・サスペンションが利きやすい(柔らかい)
デメリット ・ワイドな分スピードが落ちる

カップジョイントで作成する場合は、アップライト(ホイール側軸受け)はワイドトレッドタイプがお勧めです。ワイドトレッドタイプだと、外側に620ベアリング、内側に520ベアリングを仕込め、シャフトが上下してもタイヤ・ホイールが安定して回転することが出来ます。

 

ゴムジョイントタイプ(CASTER仕様)
メリット ・タイヤのブレが少ない。ナロートレッドに向いている(スピードが出る)
デメリット ・トルク抜けが発生する
・車高調整には不向き(負荷がかかりすぎる)
・サスペンションが利きにくい(硬い)

ゴムジョイントの場合は、シャフトとシャフトの間を短くとって、高さもデフォルトのままですので、ブレが少ないのが特徴です。ですのでアップライトはワイドではなく、ノーマルタイプを使用するのが、特徴に合った改造になります。

ゴムジョイントの場合は、ブレは少ないですが、トルク抜けが発生します。つまり、あまり車体が重いのには不向きです。ですので、ゴムジョイントタイプの場合は、徹底して軽量化をするのが理想的かと思います。

MX-club(タイプⅠ)構成

MX-club仕様で、立体系のコースに強いセッティング内容になっています。

  使用パーツ・構成 メリット デメリット
ジョイント カップジョイント 車高調整が可能
トルク抜けが無い
コストがかかる
難易度が高い
シャフト 強化 強度が高い 重い
アップライト
位置
赤強化パーツ
デフォルトより
車軸が下
地上高を高く設定可能
補強パーツを装着可能
 
ベアリング 620、520 タイヤ側シャフト
がブレない
重い
トレッド ワイド(広い) コーナーに強い
キャンバー角が変わらない
スピードが落ちる
ホイール 大径
オフセット量小
大径ローハイトより
加速力が高い
 
タイヤ 大径ハード スポンジより摩擦が
小さい(コーナーに強い)
 
ノーズ 赤強化パーツ
(N-04)
強度が高い 車軸の位置出しが難しい。
テール 赤強化パーツ
(T-04)
強度が高い 車軸の位置出しが難しい。
センター 軽量センター
シャーシ
軽い  
スプリング
ダンパー

ボールリンク
(タイプⅠ)

+
両ねじシャフト
(改良型)

調整が不要
サスペンションが良く利く
タイヤがブレやすい
度重なる車高調整には不向き
モーター トルクチューン2 トルクが高い スピードが落ちる
ギヤ 4:1 トルクが高い スピードが落ちる
補強ステー アーム補強
シャーシ補強
強度が上がる
引っかかりとブレ防止
重量が増す
ボディ ポリカ 軽くなる  

caster(タイプⅡ)構成

直線コースに強い、軽量化にこだわったセッティング内容になっています。

  使用パーツ・構成 メリット デメリット
ジョイント ゴムジョイント 低コスト
難易度が低い
タイヤのブレが少ない
車高調整には不向き
トルク抜けが起きる
シャフト 中空軽量シャフト 軽い 強度が落ちる
アップライト
位置
赤強化パーツ
デフォルト
地上高が低い
ブレが少ない
補強パーツ装着不可
ベアリング プラベアリング 軽い 衝撃に弱い
トレッド ノーマル(狭い) スピードが上がる コーナーに弱い
キャンバー角が変わる
ホイール 大径ローハイト
オフセット量大
最高速が早い 加速力が落ちる
タイヤ 黒スポンジ 軽い
加速力が上がる
摩擦抵抗が大きい
コーナーリングが弱い
ノーズ 黒パーツ
(N-01,02)
車軸の位置出しが楽。  
テール 黒パーツ
(T-01,)
車軸の位置出しが楽。  
センター 軽量センター
シャーシ
軽い  
ダンパー スペーサー
(タイプⅡ)

+
キャップスクリュー
タイヤがブレにくい
度重なる車高調整に向いている
強度が高い
微調整が必要
モーター ハイパーダッシュPRO スピード・パワーが出る  
ギヤ 3.7:1 スピードが出る トルクが低い
補強ステー アーム補強
シャーシ補強
補強しない分軽い 強度が落ちる
ボディ プラボディー シャーシ補強になる ポリカより重い

 

 

※随時更新して参ります。