ノーマルモーターと比べてどれくらい加速力がUPするのか、わかりやすく表にまとめてみました。大幅改訂(※基準をノーマルモーターのトルク1.0 → 0.8を100%として加速力UP率を再計算致しました。)
両軸モーター | 推奨負荷 トルク(mN -m) |
ノーマルと比較 加速力UP率(%) |
||
FA-130(ノーマル)モーター | 0.8 | 0.8 | 0 | 0 |
アトミックチューン2モーターPRO | 1.6 | 1.8 | 100.0 | 125.0 |
レブチューン2モーターPRO | 1.2 | 1.5 | 50.0 | 87.5 |
トルクチューン2モーターPRO | 1.7 | 2.1 | 112.5 | 162.5 |
マッハダッシュモーターPRO | 1.3 | 1.8 | 62.5 | 125.0 |
ライトダッシュモーターPRO | 1.3 | 1.9 | 62.5 | 137.5 |
ハイパーダッシュモーターPRO | 1.4 | 1.9 | 75.0 | 137.5 |
アトミックチューンモーターPRO | 1.3 | 1.8 | 62.5 | 125.0 |
レブチューンモーターPRO | 1.0 | 1.3 | 25.0 | 62.5 |
トルクチューンモーターPRO | 1.5 | 2.0 | 87.5 | 150.0 |
片軸モーター | 推奨負荷 トルク(mN -m) |
ノーマルと比較 加速力UP率(%) |
||
FA-130(ノーマル)モーター | 0.8 | 0.8 | 0 | 0 |
アトミックチューン2モーター | 1.5 | 1.8 | 87.5 | 125.0 |
レブチューン2モーター | 1.2 | 1.5 | 50.0 | 87.5 |
トルクチューン2モーター | 1.6 | 2.0 | 100.0 | 150.0 |
ハイパーダッシュ3モーター | 1.4 | 1.9 | 75.0 | 137.5 |
ライトダッシュモーター | 1.3 | 1.9 | 62.5 | 137.5 |
スプリントダッシュモーター | 1.3 | 1.8 | 62.5 | 125.0 |
パワーダッシュモーター | 1.5 | 2.0 | 87.5 | 150.0 |
ウルトラダッシュモーター | 1.4 | 1.9 | 75.0 | 137.5 |
ハイパーダッシュ2モーター | 1.4 | 1.9 | 75.0 | 137.5 |
タッチダッシュモーター | – | – | ||
アトミックチューンモーター | 1.3 | 1.8 | 62.5 | 125.0 |
プラズマダッシュモーター | 1.4 | 1.9 | 75.0 | 137.5 |
トルクチューンモーター |
1.5 | 2.0 | 87.5 | 150.0 |
レブチューンモーター | 1.0 | 1.3 | 25.0 | 62.5 |
ハイパーミニモーター | 1.3 | 1.8 | 62.5 | 125.0 |
《 目次 》
推奨負荷トルクの比較について
最小と最大
推奨負荷トルクの数値には最小と最大がありますので、加速力UP率も最小と最大の幅が出てきます。
その「幅が小さいモーターが安定している」「幅の大きいモーターは安定していない」と言え、扱いやすいか、そうでないか、初心者向きなのか上級者向きなのか、がわかるかと思います。
ただ回転数も関係してくるとは思うので、差が0.5以上(推奨負荷トルクで言えば)あったとしても回転数が低ければ必ずしも上級者用にはならないと言えます。
ノーマルモーター以外のモーターとの比較の仕方
表はノーマルモーターとの比較を表していますが、他のモーターとの比較をする場合は、トルク0.8を基準とせずに、ご自身が使用されているモーターのトルクを基準(100%)にして、計算してください。
例えばアトミックチューン2モーター(推奨負荷トルク:1.5、1.8)からトルクチューン2モーター(推奨負荷トルク:1.6、2.0)に交換した場合、アトミックチューン2の1.5と1.8をそれぞれ基準(100%)において計算します。
最小トルク⇒1.5:1.6 = 100:x
最大トルク⇒1.8:2.0 = 100:y
上のような計算式になり、
x = 160 ÷ 1.5 = 106.666… 四捨五入して 107%
y = 200 ÷ 1.8 = 111.111… 四捨五入して111%
加速力UP率なので基準の100%をさし引いて
最小トルク加速力UP率 ⇒ 7%
最大トルク加速力UP率 ⇒ 11%
アトミックチューン2モーターからトルクチューン2モーターに交換した場合、7~11%の加速力アップが見込めるという計算になります。
モータートルク比較計算機(2016/03/15)
加速力UP率と推奨負荷トルクの参考の仕方
やはり推奨負荷トルク2.0以上のトルク系のモーターは、加速力UP率にすると150%を超える驚異的な数値ですので、目を見張るものがあります。つまり現在のご自身のマシンの重さが150%アップ(2.5倍)しても加速力が下がらず、マシンの重さを変えずにノーマルモーターから交換した場合は加速力が150%アップ(2.5倍)するということになります。(※ノーマルモーターから交換した場合です。)
そして、トルクチューンとトルクチューン2との違いは、加速力を維持しながらも、推奨負荷トルクでいうと0.1差が縮まり安定力を増した所にあると言えます。
※加速力UP率の数値が基準を逆にしてしまい間違っておりました。大変失礼致しました。2015/10/30訂正
※ノーマルモーターの適正負荷トルク(推奨負荷トルク)をタミヤに確認しました所3V時:8.5gfcm(0.83357mN-m)との回答を頂きましたので、当初の値1.0mN-mを0.8mN-mに変更いたしました。尚両軸モーターのデータが無いとのことですので、現時点で片軸モーターの値を比較表に記載しています。2015/11/19大幅改訂
※モータートルク比較計算機を追加しました。(2016/03/15)